コロナ禍で中洲の悲しい話を聞きました。
おしぼり屋さんがシャッターを開けた時に、すでに数名の自殺者を見てしまったということです。
簡単な気持ちですべきじゃないともいいますが、お金が回らなくなって命を絶つのはとても悲しいことです。脱税して確定申告上も売上を過少申告していることから、コロナ融資なども借りれなかったという話なのですが、やりようはあったはずなんですけどね。
いつ死んでも良いと思って僕も生きていますが、くれぐれも自殺だけは踏みとどまって欲しいし、身近で怪しい人がいたら止めたいと思います。
さて、そこで、将来が不安をきっかけに売り上げる生命保険なのですが、あくまでも保険です。
少額での傷害保険だったり、生命保険はまあ家庭がある人ならまだしも、基本的には投資も貯蓄もできないから強制的に人に保全してもらっていると言わんばかりの仕組みです。
文字通り万が一のためなので、加入方針にまで口を挟むつもりはないのですが、中流階級以上で貯金もできる人たちに多いのが過剰に保険に加入しているケースです。
生命保険の商品は色々あるので一概には言えませんが、働けなくなった時の収入保証や、学資保険、もしくは資産運用という名目で20年後以降程度に掛け金よりも多くの返礼金が臨めるということで加入している人が非常に多いです。
数字で考えれば一目瞭然なのですが、いくら数字で説明しても「親や兄弟みんながお願いしているところだからあたり前のようにやっぱり契約した」という人が実にいて、加入は自分たちの意思なのですが、誰が人生の保証をしてくれるわけでもない自立した大人を主張する人たちがそんな理由で加入することには呆れてしまうので、今日は数字について少し書きます。
今回話に出てきたのは「資産運用ということで将来不安だから可処分所得を保険で積み立てて将来受け取れるし、万が一の時に保険金も受け取れるということで残された家族が安心じゃない?」ということです。
この色々な目的が混ざっていることで目的がブレてしまい、感情で契約をすることになるのですが、まず加入する目的で死ぬリスクが高いと思っているから生命保険に加入したいのか資産運用で老後の資金を増やしたいのかはっきりさせることがとても大切です。
今回の話では、まあ健康で遺伝的にも死ぬ可能性は低いので資産運用に絞ります。
投資の無料シュミレーションはネットでたくさんあります。
日本の保険会社で、かなり利率の良い優れた商品でも年利1%程度(おそらく海外の商品はもう少し良い商品がある)なので、それを参考にシュミレートしたものを添付するので見て欲しい。
株式投資というと時期にもよるが、海外の先進国株式のインデックス投資信託でも買っておけば、それなりの運用益が見込めるため、以下でシュミレートした。結果はそれぞれファイルに書いているタイトルの通りです。
手堅く見たい人は3%にしても良いのですが、心配であれば不動の地位を築いているマイクロソフトなどの株に絞って買っても良いわけで、株や投資信託で短期的に考えてしまう人が多いのだが、保険で提案される資料のように40年をA41枚でながめてみるとあっという間に100万円増えた(10%も?!)と感じるのだが、年利に引き直すとその運用益の低さにはショックを受けざるを得ないでしょう。
運用しながら、生命保険分を別途掛け捨て型で加入してもお釣りがくることになりますから、シュミレーションや見積もりを試してみるとよろしいです。
こういった株式投資や投資信託の解約時期や商品によってはもちろん損失もあり得るので、運用益が少なくてもインデックスなどに投資をして放置するというのが素人が取れる最高な戦略なわけです。
目的を明確にして、きちんと数字でみるとこんなにシンプルな考え方がなぜかパッケージの商品にされて感情を揺さぶられると、おかしな方向に進んでしまうので、右往左往せず決めた方向でシンプルにやっていくのが一番です。
イデコ、ニーサ、ふるさと納税、不動産投資、これくらいで大半の人は十分じゃないでしょうか。
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