おはようございます、最近は自分のターニングポイントがあって割とテレワーク気味なのですが、メリットデメリットがよく見えてきます。
完全に自立した行動を取れるプレイヤーならそれは効果的なのですが、日本にいる労働者のほとんどの人にとってはきちんと会社で出社して業務を行なった方が会社全体での生産性は保ちやすいと思われます。
打ち合わせなどが対面でしなくて良くなったのは僕にとって渡りに船なのですが、この市況でも対面でわざわざ気を遣って紙1枚持って打ち合わせに来る人もいます。
そういうのは今回のコロナのおかげでぎゅっとなくなってくれることを願います。
まん延防止措置は中途半端
ようやく先週から福岡は緊急事態宣言が解除となったものにマンボー(まん延防止等重点措置)中です。
まん延防止状態では、飲食店の営業は20時まで、お酒の提供は19時までとなっていて、現実的に仕事上がりにお酒を飲んで帰るとはなりにくい状態です。
とはいえ、街中では割と人が溢れかえっていて、ワクチン接種がハイペースで進まない以上、あと1、2回くらいは緊急事態宣言が発動される可能性があります。
コロナに関する融資はあくまでも融資なので返済する必要があり、一部の協力金が出る小規模飲食店以外は、水面下で業績が下がっていっている会社は相変わらず多いです。
緊急事態宣言を中心としたこういう制限があるかないかで、ホテルの利用者やマンスリーの利用者というのは大きく変動しますから、僕も他人事ではないのですが、繰り返すことをこれからも織り込んだ経営をしていく必要があります。
ところで、業績が下がっても直ちにお金に困ることはないというような会社も多くあります。
案件の枯渇とヘリコプターマネーによって、業者がどエンド
そういう事業者がコロナ融資を大量に借りているので、金あまりや株・不動産にお金を回していて、価格が高騰しているという理由となっています。
一般個人はわかりにくいかもしれないのですが、金にただちに困っていなくても商売をやっていると低金利でも資金調達ができるなら借りておくというのは、会社によってはよくある話で、今はまさにその状態となります。
これらの会社にとっての選択としては、そのお金を万が一のためのお金として何もしないか、運用するために不動産屋新規事業に回すかが考えられ、僕は後者です。
その中でも自身の判断に基づいて見合うもの意外は手を出さず、見合うものがなければ金利で損をするのは覚悟の上、というスタンスです。
長期返済かつ長期保有が前提であれば少し目線も甘くして良いのですが、商品用の物件だと詰む可能性があるからですね。ここ最近の売れ行きとして住宅会社はどこも好調だったりするのですが、その中で在庫を売り切れない会社はまずいと言われているような状態で、そうなってはいけません。
しかしながら、そういうコロナ融資での資金的な余裕があることと、案件自体が少なく枯渇していることから、今は不動産会社同士でやらざるを得ないような状況になっています。
大幅な価格下落が想定できないものの、キャピタルゲインを狙って動くのはリスキーなので投資家の皆さんは長期保有を前提として取り組むことがますます必要です。
大手も中小も不動産仲介・売買会社の多くの売上は下落中。
住宅系はかろうじて勇者が高値でブイブイ言わせてるけど、ほとんどの不動産会社は来年にかけて業績下がるやろな。
— 帆足太一 @収益不動産プラットフォーマー (@hoashi_jp) June 14, 2021
土地値系のアパート、住宅用地かあまりにも高騰しているので、今は高値がつく可能性があるぞ?
収益用アパートでは利回りが低いが立ち退き解体をした想定で高値になる。
ある程度、人気の立地に限るんだけれど、住宅地が強くて収益はコテンパン。
— 帆足太一 @収益不動産プラットフォーマー (@hoashi_jp) June 12, 2021
不動産業者の買取というと、安く買い叩かれてるという印象があったけど、コロナの資金余り効果ですっかり不動産業者がもっとも魅力的なエンドになることが多々ある。
— 帆足太一 @収益不動産プラットフォーマー (@hoashi_jp) June 15, 2021
土地値の築古案件は、売り時かもしれない
弊社でも数ヶ月前に当社が不動産会社から購入したもので、将来ビル希望の投資家に企画したいと思っていた物件で、持っててもキャッシュフローは期待できない低利回りなので、買いたい人がいるなら売っても良いとしていたら、建築会社がすぐにビルを建てるということで売れていきそうです。
収益物件が少ないことと、価格下落がイメージできないので無理に売却する必要はないものの、数年前から土地値系の築古案件を取得している人で収益力もさほど高くない場合は、この機会に売却するのは有りです。査定依頼お待ちしています。
アパートで空室が増えてきたりしていると、住宅用地としての査定は高くなります。
それでは今週もよろしくお願いします。
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