遂に4期の決算を迎えた当社にも税務調査がやってきました。
3年前の話なんですけどね、記事整理してたら下書きで見つかったので公開します。
頼りない顧問税理士に対して頭にきて、殴りがきしていました。笑
今から3年前くらいのときに書いているので時系列おかしいときは3年さかのぼった感覚で見てください。
税務調査は突然
1年前くらいから顧問税理士とは、いつ調査になってもおかしくないところまできたという話しはしていましたので、「個人的にはやっときたな」という感覚です。
ということで、この記事では、税務調査では不安なみなさんにに大枠を知って頂こうと思います。
※今回の調査はニュースになるような国税庁の調査ではなく、税務署の調査になります。
税務調査対象会社の背景
参考としてざっくり書いておきます。
- 年商数億
- 経常利益5~15%前後
- 従業員5~10人程度
よくある中小企業という感じです。
上記から赤字垂れ流してなくて普通に黒字でそれなりに納税していても、調査対象にはなるということがわかります。
今回の税務調査の目的
- 税務処理(仕訳)が正しく行われているかの確認
- 源泉徴収税の処理(仕訳)が正しく行われているかの確認
- 消費税およびその他納税すべき税金等の支払いがきちんとできているかの確認
ちょっと語弊があるかもしれませんが、私の認識では上記だったと思います。
顧問税理士にも目的について確認をしたのは私が初めてだと言われましたが、税務調査では、税務調査の目的を聞くことが出来ます。
目的以外の話で振り回されていては当然時間もなくなるし、仮に正当な処理を行っていても余計な発言から疑われかねません。
当日までに準備してほしいと言われた書類が多かったので、総務経理担当は大変だったと思います。
税務調査の日程
税務調査の日程は、電話で事前に調査日のヒアリングがあります。
顧問税理士がいるところは顧問税理士経由で連絡が入ってきますので、そうドキドキすることもないかと思います。
私の場合は3日間の調査でしたが、会社の税務調査などは基本的に3日間になってくるようです。
当時、税務署から指定された3日間は都合が悪かったので、顧問税理士と相談して日程変更をお願いして別の日程にしました。税務署も相談すれば応じてくれます。
今回12月の訪問になりましたが、「年度末で何かと忙しい時にはいるんじゃねーよ」とマジで思いました。
私は今回担当税務官が私を必要とする場合に応じる形をとり、顧問税理士は3日間つきっきりです。
(先生、なにも内容に対応お願いしますよ。。。)
当日の調査
私の場合は朝からの訪問で、最初に挨拶して担当税務官から30分~1時間くらいヒアリング等がありました。
お客さんから聞かれるような内容ばかりでしたので、サラッと事実を回答です。
ちなみに、担当税務官は役職が上席税務官で非常に物腰の柔らかい方でした。年齢も40代くらいのイメージです。
物腰が柔らかくニコニコされていたので、その熟練している感じが何とも複雑。
ゴマをするような質問で、私の何を探っているんだ・・・?
初めての税務調査で上席税務官がこなくてもいいのに。
私も経理担当者も、経理処理で不明点は普段から税理士に質問しながら経理処理は行っていますから、わからない点があったら経理担当だけでなく先生にも聞いてくださいね」と投げかけたところ「私もちょっと覚えていないと思いますけどね。へへへ。」って・・・
↑これ税理士のコメントですもちろん。
「なんか頼りねぇ・・・。」と思いながら迎えてましたよ。
本に書いてるような税務調査に強い感じの対応ではない感にビクンビクンしていました。
取り敢えず、折角初めての税務調査で、すぐ外出するのもどうかと思っていたので午前中はそのままデスクワークで税務官の様子を拝見することにしました。
初っ端から、税務官より依頼がありました。
「購入・売却した物件の契約書がみたい」とのこと。
ん~・・・それ全部?
部分的にチェックするとかならわかるけど、全部抜粋して渡すの大変なんすけど・・・。
喉元まで出かかりましたが、ぐっとこらえましたが、何も言わない税理士にイラッとしつつも、士業に報酬を支払った際の源泉徴収税も一部絡んでいるという理由で自分を説得し提出。
午後からは、外出しそのまま何もなく終了。
税理士からは「なにもなく終わりました」とのことですが、すべて言いなりで資料提出していたので、こちとらイライラがつのっていました。
ますます不安になりながら初日はこれで終了。
2日目の調査
会社には30分程いましたが、税務官や税理士とは特に接触せず外出。
初日に顧問税理士適当疑惑の際に、「最終日にまとめて色々質問・指摘等がある」と税理士から聞いていたので、まぁ最後に色々あるんだろうと思っていました。
この税務調査に関して、基本的に当社は協力的なスタンスではあると自負していますので、ちょっとした質問や元々必要とされていた書類は快く提出し続けてきました。
夕方にうちの経理担当者から「賃貸・仲介業務に関する過去の全ての契約書を提出するように言われたから提出の段取りをして良いか」と連絡を受けました。
この契約書類、冊子レベルのファイルで数100や200じゃないので、それに今回の税務調査の目的との因果関係を伝えてもらわないと業務に無茶苦茶支障がでるんすけど。
仮に関係するにしても、こちらが納得出来る理由がほしいですよね。
そして税理士は専門知識を持っているであろうはずで、税務官と追加書類提出の是非を議論して貰えるものと、当然のように思っていましたが、税務官から税理士に提出を求められて、そのまま伝言ゲームの様に提出を求めてきたようなので、師走でカリカリしてたのもあって
「あんたここに居る意味ねーじゃねーかよ」といっちゃいましたね。
税理士が抵抗しなくてうちが抵抗してたら、うちの心象が悪いじゃねーかと。
税務調査は決して言いなりになる必要はないので疑問はちゃんとぶつけたほうが良いです。
- しっかり無駄な資料提出が少なくなるように税理士の知識をもって調整すること
- 顧問を頼んでいるのにせめてアドバイスもくれないと顧問の意味がないだろうこと
これは必須ですね。
こんな感じの内容を3年前にかいていました。
我ながら過去の文章をみて20代の若さゆえのカリカリしてたなーという感じですが、結局会社の経営は自分の仕事なので自分が必要な知識をつけていないといけません。
今回はカリカリするだけで終わりましたが、何もしらない人が経験して言いなりになっていたら本業に支障もでるし、税務署のいいなりで追徴課税を取られる可能性もゼロではありません。
### 調査結果として追徴課税になったのか。
ちなみに無難に経営しているので、ほぼ追徴課税とか脱税はこのときありませんでした。
一部仕分けミスはありましたが、本来払うべき税金をわずかながら払うくらいのもんです。
ちなみにこの規模くらい商売してこないと税務署がこないかって話ですが、不動産売買とかしてて利益が小額だと調査体調になりやすいみたいですよ。
売るときは利益が出ることも多いですからね。
脱税は間違ってもしてはいけませんが、節税は会社として生き残るためには必要なことなので然るべき知識をつけていきましょう。
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