新コロナウィルスの影響で入居申込が減るエリアが出てきています






最近、どこに行っても消毒をセットがあってお店に行くときに手が荒れて、気が気ではないのですが、菌が付着していたとしたら、スマホや服にも確実に付着しているので何とも意味があるのか複雑なのですが、これも姿勢が重要という何とも日本人らしいところです。

申込が減っている原因

さて、今日はガッツリ管理物件に関する空室対策会議をしていたのですが、やはりここ2〜3年で不動産投資をはじめた方はあまり実感がないかもしれないのですが、5年以上と比べてずいぶんと入居が楽(空室期間が短いということ)になったエリアが出てきました。

想定内ですが、これは困ります。

その原因といえばやはり大きく分けて2つ。

  • ホテル・民泊ニーズによって商業エリアを中心に需要が高まったこと
  • 外国人留学生(就労ビザ含む)が増えたこと

商業エリアはもともと入居に苦労するというよりは、民泊転用がライバルになることもあり家賃が上がったイメージですが、立地も良いので賃料が多少下がったりしてもニーズが極端になくなるというほどの影響はないように感じます。ところが、後者の外国人留学生は商業エリアに集まる(居住する)わけではありません。

利便性や仕事先都合もなくはないのですが、基本的にはその留学先の学校の近くに賃貸需要があるのが多いです。

そして、今回ブログで伝えたかったのは、その学校が増えることで生徒数(留学生)が倍増していき、なかなか入居が極まり難かった物件も恩恵を受けて簡単に満室になったものがたくさんあります。うまく取り締まらないと外国人が多く入居するとモラルが崩壊してスラムみたいになりがちというデメリットもありますが(泣)。

ところで、新コロナウィルスの渡航制限だったりは、日本も一応コロナと共存コースの国になっていますので、この留学生が来日しなくなってしまったことで、もともと苦労しがちだったエリアの物件は、また同じようになりそうな、そんな雰囲気を感じます。

数年間たえればまたそのニーズは復活する可能性も高いのでコロナショックと思って耐えれば良いのですが、しばらくは内需頼りの戦い方をする必要があるため、やはり初心にかえって地味な活動を続けていくしかないと考えているのですが、一つ当時とは違ってきていることがあります。

それは何かというと、当時はまだ広告料という名の仲介手数料を多くすることで賃貸仲介会社に積極的に紹介してもらっていたのですが、最近ではVR内見だったりウェブで多くの競合物件と比較見当される層もこれからますます増えていくわけであり、単純に広告料に走るメリットというのは数年前と比べると低くなっています。

新コロナウィルスの前からそういう時代が徐々にくる、と僕はブログでも何度か書いたことがあるのですが、この新コロナウィルスの影響であっという間に加速する可能性を考えると、大家業も相手に貢献する、選ばれる姿勢がますます必要になってきます。

そして、またそれを大家さんに代わって模索・提供していかなければならない、それが不動産会社として大家に選ばれるための条件にもなっていくという定めにあります。

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