もうこの物件の話しをはじめて半年くらいたってしまい、ここまでくると、もういいかな(取得できなくても)と思ってだれてくるから不思議です。
物件もさらに劣化していくし、空きも増えるし色々と状況が変わるので気持ち以外にもそういう原因はあります。
さて、もう承認をとった金融機関の枠を余しておくのももったいないので、別の再生案件に着手しようとしていた矢先に先方からの連絡。
「売るという話になりました。」
ここにくるまで、前回の話からすでに1ヶ月以上が経過しています。
なんとそして更に空室が増えたという連絡とセットです。
うーむ、空いたから売る気持ちになったという露骨な話しで、更に購入の意欲をそいできますけれど、築古再生屋さんとしてもはや変態と化してしまっている私は、ちょっと二の足を踏みながらも、契約をする話に合意しました。
すでに85%が空室のアパートメント。
他にも同時進行で再生しているので、空室に長期間付き合っていくストレスはなかなかで、資金に底がある中小企業としては、SでありながらMの気質を兼ね備えている必要があります。
毎月赤字でありながら、ファミリータイプで広いお部屋の改装費で@50万円以上のコストも垂れ流す・・・。
高級車を買ったとおもって、質素に暮らしながら再生に励みます。
つづく。
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