未だかつて経験したことがないレベルで、長時間にわたって激しい雨がつづきましたね。
古き良きアパート(通称築古物件とかボロアパートと称されますが)と密接にかかわっている当社としては、今回の影響も他の不動産会社にくらべておおかったのではないかと思います。
雨の被害
- 今回の影響としては
- 敷地内の木が倒れた
- バルコニーをしきっているの隔壁板が割れた
- 普段水漏れしない箇所から水漏れ、漏水した
- 築10年以内のアパートから漏水した
など、上記だけをみると少なく感じるのですが、実際には「早くどうにかしてくれ」という入居者からのお問い合わせが頻発していました。
ええ……もちろんすぐ対応したいのですが、雨がふっている状況では手を打てないことが大半なのです(泣)
しかも何がタチが悪いかって、これまでも激しい雨や長い時間の雨はありましたが、そこでは影響がなかったのに、今回のような稀なケースでしか雨漏り(水漏れ)を再現できず原因の特定が劣化なのかハッキリ確認できないこと。。。
今回のケースでいくと築6年くらいの木造で初めて雨漏りしたり、外壁塗装したビルで雨漏りしたり…これまで何もなかった物件ばかりで、怪しいところには対処したとしても結局同じ規模の雨が続かない限り発生しないであろう状態で、現時点では欠陥工事や欠陥住宅というわけでもなさそうです。
ということで、現場の社員は入居者からは「どうにかしてくれ」というお声をいただいていますが、漏水に関しては具体的に対処できない物件も中にはあって今後、二度と発生しませんよとつたえることができないのがもどかしいところです。
気になる保険、雨漏りはどうなのか
起きている症状のうち、漏水ですが…
原則でません。
火災保険に調査費用特約など付帯されているもので、給排水かどうか微妙なところであれば調査費用請求は可能かもしれません。
ただ、雨漏りに関しては、突発的な事故などではなく老朽化にともなうものとしてくくられてしまうので、保険請求対象とはならないのです。
室内にも影響もでてるのに……涙
と思うかもしれませんが、福岡近郊の今回の大雨では床上浸水などの影響はほぼなかったはずですから、他のエリアにくらべるとまだこの程度ですんで良かったと考えるべきかもしれません。
床上浸水は、一定の高さまで浸水しないと保険はおりないため、中途半端に侵入されたら被害だけたくさんでて保険は一銭もでないとかありえますからね。
保険、そのほかはでるのかでないのか
隔壁板が壊れてたりするものはでます。THE、風災ですからね。
他にも風によっておきた損害は保険がおりる可能性が高いです。
ただし、上記にあげていた木が倒れていたりという敷地内の工作物にかんしてはでない可能性が高いです。
そこまで対応できるように保険でも特約があったりしますが、めったに適用する機会がないので、その特約を付帯することは稀です。
ざっくりとした話になってしまいましたが、不動産投資家にとっては小さい損害ではないことも多いため、この機会に一度物件をチェックして、壊れそうだった外灯などが風災でこわれて新調するくらいのラッキーチャンスをねらうくらい強か(したたか)にいきましょう。
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