色々な不動産会社が動き出したのか、今日は売買の査定ラッシュでした。
マンション系は何となく相場形成がなされているのですが、ビルアパート系は総合評価になるので点数がつけにくく、水面下でやりとりされていることも多く、少なくとも売買の中でも買取に関しての業務だけは、かなりのキャリアもしくはセンスがないと決済権限を持たせることやAIなどで代用してサクッと買うのは難しそうです。
無難な価格での査定であれば出るのですが、相変わらず媒介契約獲得目的のために高く査定する風潮は変わっていないので、センスを期待するとキリがないのでせめてキャリアや組織力によって克服できるようにしていきます。
ということで投下資金が少なくても購入できる案件を増やしていっています。
採用人事を通じてわかること
さて、すでに離職していて転職活動をしている人と既存で数年以上務めている人で少し違いがあり、それは理想の状況を追い求めている人と、過酷な労働状況でも耐え続ける選択をしている人です。
なお、この話はどちらが良いとか悪いといったようなことではありません。
後者はこちらから声かけする（ヘッドハンティング）ことで、そういった話を聞くことがあるのですが、一番の驚きは「過労で倒れることがあればもう少し楽な部署に異動できるかと思ってできる限り耐えている」というコメントをした人がいたことでした。
そうなると責任問題にもなりかねないのでそういうことをのぞむことはないのですが、少なくともその環境に馴染もうとする柔軟性は感じます。
僕がただ単にそういう踏ん張る経験があった人だと、転職してよかったと思えるのではないかというのが個人的に好ましいだけですね。
もちろんそこまで耐えている人だと、身なりに気を使ったりとか魅せ方というのも杜撰になっているようにも感じたし、それが正しいというわけではないということは言えます。
しかしながら不動産業界にいるとすっかり勤続が短い人よりも長い人の方が魅力的に思えてくる環境とは怖いものです。
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