今日もマネジメントが難しいと感じた1日でした。
バランスよく働きたい人が、完全残業なしでボチボチの報酬か、報酬高めだけど少しハードめ、というとどちらの方が人が集まるのだろうか、と言った話をしばしばしているのですが、不動産管理という業界的に完全ホワイトが作りにくい(IT化してもサービス性やセンスが求められる)環境なので、『ホワイト気味、スキルは求める、報酬は高め』そういう組織にするために、まず社員の最低報酬をあげようと目論んでいますが、そういった内容で求める人材の新規応募があまり増えない場合は意味がありません。
結果的にきちんと僕がイメージするサービスを提供できれば何でも構わないのですが、もともと業界のイメージもあって前者で人を募っても不動産業務に適性がない人だけが集まるような気がして、後者路線で進む方向が濃厚では考えています。
ガツガツした男性社員を増やしたい(増やせば良い)と安易な考えを持つ人もいるのですが、事務作業がかなり多いという特徴もありホドホドの待遇でお互い満足できる関係の社員もかなり必要なんです。
となるとやはり上を目指せるガツガツしている人のための環境と、バランスを考えた人(基本的には女性が中心になる)が働きたいと思える環境もちゃんと用意しないといけないわけです。
本当は働き方や報酬はある程度均一にしていきたいところなのですが、この不動産業界はご存知の通りまだまだイチ担当者によって左右される部分が非常に大きいので、属人的な業務を無くしたいなどと言いつつも、良い人材を大事にできる、差別化できる会社にしたい想いは変わりません。
福岡の賃貸ニーズ
さて、今まで停滞していた人たちが動き出している状況は継続されていて、入居申込みが安定して増えてきています。
でも、退去も同時に増えていて、もともと入居に苦労する物件は相変わらずです。
東京を中心とした関東では、よくコロナ前に比べて郊外案件の需要が増えたとか、生活保護が住める低家賃の物件が足りないだとか言われていますが、福岡ではそこまで変化していないというのが一つの事実です。
というのも、福岡での都心部と郊外の家賃差だったり利便性というのは、東京のそれと同じではありません。
ワンルームでいえば、もともと家賃を1〜2万円もアップすれば都心部である天神や博多周辺に住めてしまいます。
地場企業のテレワーク環境の整備も違うだろうし、テレワークが多少あるくらいでは郊外に移住するほどのメリットなどは感じれないというのが福岡人の本音ではないでしょうか。この感覚にはおそらく福岡よりも地方(人口が少ないという意味)の多くが同じ感覚ではなかろうかと考えています。
とはいえ、多少なり生活様式などに変化はありうるので、過疎エリアの人口減少に歯止めがかかれば面白いくらいに捉えています。
関東圏のノリで地方投資がアツいと思い込んでいる人がいるとしたら、少し冷静にコロナ前とそう変わらない認識で見定めるほうが無難です。
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