こんにちは。最近、誘われた飲みなどは断らないようにしている帆足です。
人と会うことはまさに社長の仕事なんですが、プレイング社長やっていると体力的にしんどい今日このごろです。
さて、一時期、集団訴訟とかになっていたアパマンショップのサブリースのはなし。
そういえば最近、そういう話を聞かなくなったとは思っていたんですが、水面下ではまだサブリース解約ができないトラブルで揉めているようです。
今回の相談というのも、この業界にいると珍しいことではないんですが、やっぱりどうしてもサブリース解約に応じてくれなということでの相談でしたが、このサブリース自体は悪いものではないです。なんだか揉め事が多いのでイメージ悪いんですが、借地借家法がときに消費者もやられるというか。
サブリースというのは、我々プロが部屋を借りる場合でも、借地借家法がきちんと適用されるので、借主としていい条件で借りてしまえば大家は身動きがとれなくなってしまいます。なので、ブランド=信用をもって提案されちゃうと、将来的になにかのキッカケで揉めてしまうことがありえるわけです。
ただ、これは賃料相場や条件がおかしくなければそんなに揉めることはありません。
たとえば、それなりの賃料をサブリースで保証されるという内容で、契約更新も計算にいれていれば、数年間の利益の確定がある程度できることになります。こういう見方をすると投資商品としてはとてもわかりやすいものになるので、好きな人は好きです。
1億で買って、5年間で2000万円の利益を保証してくれ、と。
そのあとは9000~1億でまた売る、などですね。
デメリットとみることもできます。
とまあ、サブリースの魅力はそれはそれであるんですよね。
今回のアパマンショップの件なんかは、それが期間満了でも一切の解約できないことに加えて、家賃相場とサブリース金額とのひらきが大きいことで世間を賑わせていたんですが、正直アパマンショップが制裁をうけたところで本質は変わらないと思っています。
なぜならば、このアパマンショップのサブリースは、言ってしまえば安く借りて高く貸すという誰でもできるビジネスモデルなので、もぐらたたきのように一社を吊し上げてもどうしようもないということなんですよね。私はそういうモデルはやりませんが、「儲かるし違法じゃないのに辞める理由なんてないでしょ」って人は、この世界にごろごろいるんですよね。
今の借地借家法では、借りる人が守られすぎていて、それをサブリース業者を許認可制度にしてモラルある業者を増やそうという流れになりつつあります。
それもいいとは思いますが、大家さん自体が直面する借主とのトラブルでもう少し主張できる(貸主の理屈もとおる)ありかたにかえていく必要があると考えております、わたくし。
ケース・バイ・ケースで柔軟にとらえていかないと大家業のクビは閉まる一方ですからね。
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