先日、管理会社の限界ということで、この立場にありつつネガティブ気味なブログを書きました。私もいちオーナーですので、そうはいいつつもやはり理想の管理会社であったりここをやってくれたらいいのにと感じていることは常々あります。
システム化(ルーティン化)してしまっても、オリジナリティが必要な部分は結局人だよりになるし、でも人に求めすぎてもできないことはできないとなってしまうしで、ジリ貧です。
運営の責任者は結局自分であり、試行錯誤するのが大事だ、ということなんですが、これは大家としての心得でもあり、ただこの役割は管理会社によっては、あるいはその他にも求めることもできます。
管理会社としての立場には限界がありますよね。
アセットマネージャーの意味
TATERUのマガジンでおさらい。
ところで、不動産管理会社もこのような役割を担うようになってきていますが、この機能をちゃんと果たすためには、管理の担当では無理です。どうしてもルーティンを報告しオーナーの相談によって動くことが大半ですので、これは仕方のないことです。
ただ、会社によってはカースト制度がきっちり敷かれいている会社もあり、クレーム・入居者担当、工事担当、オーナー窓口担当などで、完全に入居者対応と分かれている場合、オーナー担当ならば多少はオーナーよりの話はしてくるとは思いますが、基本は管理業務の中のオーナーなので、不動産経営や不動産投資としてのアセットマネージャーとしての考えるにはこれも限界があることです。
ちなみに当社では、単価などを良心的なものに落とし込んでいるため、管理離れやオーナーからの不満ということはめったにありません。でもイレギュラーなケースで急ぐあまりに予算の詰め方が甘かったりと、経験や感覚から塩梅をとっていくときに、オーナー自身、あるいは私や営業担当者が首を突っ込んでいくわけです。
売買もあるのでこのあたりは、費用を取るでもなく、自社管理スタッフの動きなどをチェックしつつ裏でコッソリ首を突っ込んで指摘していたりするわけです。
つづく
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