築古不動産には生活保護者や年金生活の方からの需要が多いイメージがあると思います。
これは包括的な見方をすると間違いで、入居できる物件が築古などに多いからそういうことになっているというのが正しいので、需要が高いわけではありません。
本当に入りたいのは、綺麗な物件ですよね。
一部の入居者は和室が好きということで築古の和室部屋に需要があることもありますので、あくまでも全体的に考えると出来る限り綺麗な物件だったり住みやすいお部屋に需要があることが正しいです。
築古不動産投資に力を入れてきた当社としては面白くないことを言っていますが、それを認めた上で築古不動産の古き良きポイントをブラッシュアップしていければと思っているわけです。
需要と供給のジレンマ
年金生活の方は、限られた年金からの支出となるため必ずしも新しい物件で高い家賃を払うことが正しいかというとそうでもないため、これは築古不動産の需要の一つです。
ところが生活保護者の場合は違います。
儲かる&スキーム確立が容易な新築アパートにはしりがちですけれど、地道〜にこういう活動をつづけてはや7年、押しも押されぬ…いや、薄利なので押されたら揺れる会社になってきた当社です。
福岡の家賃は(エリアによるけれど)1ルームで安いエリアは15000円程度からあります。
一方で生活保護は、単身用で36,000円まででます。
若干金額違ったらすみませんが、福岡県下でもエリアで違うのでご勘弁を。福岡市は以前は38,000が上限だったのですが、少し下がったんですよね。
まぁ、これは致し方ないと思います。
福岡で36,000円というと、オーソドックスなレベルのこういう部屋に住めます。
悪くない生活ですよね、個人的には2万円のアパートとかでも住めると思っていて、普通に古くて小奇麗にしている物件でも場所によっては2万円台からあります。
いつの基準で定められたものなのかは定かではないんですけれども、二人暮らしだと46,000円くらいです。
例えば2人で2DK以上に住もうとすると、同じような場所でも築年数がグッと古くなったりして選択肢も少ないです。ということで、一人の生活保護よりも二人の生活保護のほうが少し損しているような、、、。
話しは戻りますが、選択肢さえあれば単身の生活保護者は家賃手当てが比較的多いので築古物件で低家賃のものに生活保護者は入る必要がないということがわかります。
築古単身用物件の需要はない?!
需要がないかと問われると、そうではなくて幅広い需要があります。
- 倉庫+趣味部屋みたいな感覚で使っている人
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とにかく生活費を低家賃に押さえたい学生・社会人
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年金暮らしのため安い家賃が良い人
こういう方たちのニーズを考えると、新築の建築は社会問題を生むだけという見方もできます。
それぞれ安い物件もほどほどな物件も新築も違ったニーズで成り立っているので、私も築古不動産に安心して力をいれてるわけですね。
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