このシリーズも意外なかたちで終焉を迎えることができそうです。
それでは早速前回の続きから。
明らかに管理会社のレスポンスが悪いことなどから、普通に考えて管理会社がお金持ちオーナーを恐れて報告すらせず放置プレイをした可能性が高いと思っていたところです。
ですけれど、意外な事実が明らかになりました。
オーナーが無視していた?!
今回のダンススタジオは、オーナーが直接契約した入居者で管理会社は基本的にノータッチで、家賃集金も含めて関与していないとのこと。
えーっ!!
色々と過去の対応が放置プレイすぎたので、直接指摘したら連絡くれなかっただけでオーナーに言うことは言っていたとのこと。
その状況を早く言いなさいよ、と(笑)。
直接色々なことをしていく中で、最後の方にポロッとそれを言われましてね、管理会社もうちに問い詰められるだけ被害者という図になってしまいました。
管理会社の言っていることが本当なら気の毒には思いますが、結構前からクレームをいっていたので、すぐにそれが分かってたら違う動きも出来たということで、なんとも言えません。
上階は、どうやらオーナーが自分で金かけてダンススタジオにリフォームまでしているようですので、そうなる前にとめることができたかもしれないのに…(泣)。
む?報告していたとなると・・・!
結果的にすべてのクレームをオーナーは知っていたわけで、その上でスルーしたということがわかってしまいました。
これは悩んでいる側の感覚としてはとってもまずいわけです。
オーナーは金持ちで意見なども聞く気がない性格のようで、管理会社もどうしようもないようです。
けれども、こちらはそうは言っていられない状況。音がひどい状態が続くと、何故かイライラしていたり不安定になったりするので、じわじわと蝕まれていくのが経営サイドとしてはなんとしても避けたい。
再度、オーナーにうちじゃないにしても下階が困るような人に貸すのは良くないし、ずっとこの問題がつきまとうであろうことを管理会社経由で伝えてもらったのですが、以下のような返答がありました。
「どうするつもりもない。訴訟なり退去なり好きにすればいい」
なんとっ!?こんなことがあろうとは…。
考えうる最悪なケースでした。というか、そういう状態じゃないと、最初からこういう流れになってこないんですよね。
今の会社の場所には満足していて、夢や目標を背負ってノコノコ入居してきたので、金を積まれたとしても出ていくつもりがないというのが本音です。
一番やりたくなかったのですが、この場合だと上階のダンススタジオに被害を訴求するしかなくなってしまいますが「音がひどいならここの場所でやらなくても良かった」と発言する、上階契約者の姿勢がいい人そうなだけに気が引けます。
これじゃクレーマーだ(笑)。
矛先の変更
クレーマーとかを気にしていては何も言えなくなってしまうので、そこは切り替えてとりあえず早急にダンススタジオに矛先変更。
所有者であるオーナーが対策してくれないなら、当事者同士でどうにかするのがベターということです。
早速ダンススタジオに伝えました。
- 管理会社はオーナーに伝えていた様子で、オーナーがスルーしていたようであること
-
営業に支障が出ていること
-
体調に影響する可能性もあること
-
オーナーがスルーすると宣言していて、不本意ながらダンススタジオに矛先を向けなければいけないこと。
ここからが意外な展開
意外すぎて腑に落ちず、少し様子を見ていたんですけれど。
意向をダンススタジオに伝えてから、すぐに騒音がなくなりました。
どうやら上階にきてもいないようで、別の場所でレッスンをやっているようです。
迷惑かけるようなら入ってこなかったのにとダンススタジオの経営者が言っていたのは本当だったようです。
オーナーが「応じる気はなく弁護士立てるから訴訟でもなんでもすればいい」という発言をしていたので、ダンススタジオ側にもオーナーが選定した弁護士をつけてくるような面倒な可能性を考えていたのですが。
まだ油断はできないと思ってビクビク(ほんと地鳴りが精神的にきついんです(笑))していたんですけれど、それからすでに半月以上が経過しているため、少なくともダンススタジオの経営者はやはりうちと同じ被害者ということで揉める前に早々に出ていったようです。
下階からのクレームがないということを伝えて契約しているわけで、ダンススタジオはその虚偽のせいで退去することになるわけですから、ダンススタジオとしてもオーナーにその辺の引越しに関わる損害を求償できることになりそうなものです。
1歩間違えば、うちからも上階からも賠償請求されるという可能性が出てきたオーナー…これで終われば私としても何もするつもりはないんですけれど、ダンススタジオはオーナーの知り合いとして入居しているだけに泣き寝入りすることになるのだろうと考えると、いずれにしても複雑な気持ちです。
ここら辺の話は、ほとんど憶測の域にはなりますが、状況から考えると他のストーリーが考えにくく、オーナーが上階に別のダンススタジオを無理やり詰め込んでこない限りは、一旦この話は終わりになりそうです。
さて、身をもってクレーム対応当事者がとるべき行動を学びましたが、ここまでの行動をとっていけない方も多く、訴訟したにしてもどんどん揉めていく可能性があるので、自分が加害者になるような行動は控えましょ。
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