※2018年9月28日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2018年12月1日に再度公開しました。
ちょっと前に不動産投資をはじめた人は、良かったですね。
目利きとか、方法とかセミナーで話している人も多いと思いますが、結局は騙されずに買った人が、みな儲かっています。
これからの不動産投資業界
これからは無一文で成功する人も失敗する人も減っていく、と思っていたんですけれど、エスカレートした三為業者は姿を消していっているものの、規模が小さくなった区分所有などで同じことをやっているだけという中々どうして、あれだけのことがあっても歴史は繰り返されるのだと感じています。
アパート投資、終わりの始まり
上のタイトルでは、終わりのはじまりと書いているけれど、TATERUの終わりのはじまりという内容で、アパート投資が終わりというわけではありません。
まあ、スルガ銀行の問題とイケイケITを称していた上場企業が、実は不正をしていた魅せ方がうまいだけのアパートベデだった、ということが露呈されてしまった図で、これらが不動産投資業界に及ぼす影響がとても大きいということなんですね。
これらの影響によって、不動産会社も不動産投資家も二極化が広がっていっていて、もちろんうちも不動産会社としても投資家としても例外ではありません。
このブログでも再三書いてきていることですが、これからは資産を持っている人じゃないと融資が厳しくなっていきますので、少なくとも当面の間、お金を持っていない人は不動産投資で金持ちにはなれないような環境です。
今、メガ大家と言われている人の大半は不正で受けた融資で大きくなってきたわけで、そういう人たちがあまり出てこなくなります。したがって、巷に出回っている不動産投資に関するハウツー本はほとんど役にたたなくなるわけですね。
不動産会社の二極化は始まっていて、不動産投資系の会社でスルガに頼っていたようなサンタメ業者ちゃんたちは、いま区分所有投資にいくか、住宅分野にいくか、廃業するか、、、そういう行動をとっています。
少なくとも繁華街でパーッと景気よく使うような不動産会社はすでに減っていて、住宅分野にいく会社が増えているはずだけれど、住宅価格も高騰しているので、住宅もどこまで高値で売れるのか、という疑問も残っています。
司法書士も例外ではない
丁度うちで仲良くさせてもらっている司法書士と飲みながら情報交換をしていましたが、すでにほぼ仕事がなくなってしまっている司法書士もいるようです。
司法書士の仕事も多岐に渡るものの、不動産投資ではおなじみの抵当権設定と所有権移転登記は基本的に司法書士がやっています。
営業がうまい人だとその仕事だけで年収1000万円以上稼ぐ司法書士も珍しくはなく、不動産の取引が活況だと時間帯効果は相当良い仕事になるわけです。そして、見返りに繁華街のおねーさんたちと接待をすることもあるわけです。
ところがこの時代に接待で仕事をとれるような新規取引先(不動産会社)は景気の波に左右されるので、スルガ銀行やTATERUの影響など時代に左右される不動産会社とばかりつきあって仕事がほとんど無くなるのであります。
せっかく法律の資格までとったのに世知辛い世の中ですが、司法書士もピンきりです・・・。
世知辛いので企業努力も怠れません…。
司法書士との提携サービス
司法書士は手数料をバックしたり安くしたりするからというようなセールスを行ってはいけないので、あくまでも当社の差別化として協力してもらっている形です。
上手くいっている人の大半は、中洲で接待して一緒に気持ちよくなっているのではなく、独自路線で海外の顧客だったりこの市況でも安定して売買している会社にメリットを出したりと、仕事は減りつつも良い取引先をかかえてそれなりの利益を維持しているようです。実際うちの提携先も知識・人脈が豊富でただの司法書士ではないのが隠れた魅力です。
ちなみに中洲でどんちゃんやりつつ儲かっている不動産会社などはまだあって、コンスタントにそれを継続できている人は、もはやそれがスキルなのでそれはそれで凄いことです。
司法書士にしても、今儲かっていない司法書士が悪いやつなのかと問われると、普通に良い人だったりします。ここが商売の難しいところ。
お金の使いみちは自由なので、いつまでも良い状態が続くと信じてパーッと使うのも楽しそうですが、接待に投資して今は月に数万円の仕事しかなくて生活費もできないレベルになるというのは、他人事ながら残念です。一人(一社)あたりの利益ウエイトが高い商売における対象の顧客の見定めはとても大事ですよね。
さて、暗い雰囲気で筆をとっているように感じた方もいるかもしれませんが、私はこの市況はチャンスだと考えています。
今、不動産投資をしていない方のススメ方
不動産投資の経験者や金融機関とすでに取引がある方であれば、これからも購入していける可能性がありますが、新規で不動産経営をしたい方は、このブログ記事を読むとなおさらネガティブだったわけですが、着実にやっていく方法がないわけでもありません。
うちの会社でも不動産投資未経験者でも融資付けなどしていっていますが、確実なのは取得する不動産の規模を小さくすることです。
一気に数億という夢で行動を制限せず、区分所有からでも融資がでるのであれば地道に経験を積み、金融機関との取引実績をつくっていくことは、数年後にいきてくるはずです。
少なくとも、年収が低かったり若くて大きい物件の購入が厳しい人は、これまでも小さな区分所有から徐々に規模を拡大することで、実際に大家業としての収入がサラリー収入を上回る人もいます。
高家賃高利回りサブリース販売モデルの不動産会社が福岡にもいました。
規模の大小問わず、この業界には悪徳業者がたくさんいるであろうことはわかったので、取引する不動産会社は選んでいきましょう。
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