「良い物件情報をお願いします!」と良くお願いされます。
良い物件情報に関する定義は難しくて、その人のバックボーンであったりを聞かないとご提案できませんが、この記事ではその打ち合わせの前段階として、その人が求める良い物件情報は「どういう人」に入ってくるのかを伝えておきたいと思います。
まず簡単に分類しても2つの要素があるかと思います。
不動産を買えるお金を持っているもしくは融資がつく人
この条件は言わずもがなですね。
不動産を買えなければ始まらないので、買おうと思えば買える人と言うことは最重要事項です。
不動産投資をするための準備や心構えをしている
次にこの条件です。打ち合わせをした上で、買いたいと希望する内容の物件が出てきたら本当に購入するかどうかの心構えができているか。
これのケースはそれなりに多いです。
ありがちなのは、購入申込みをした後に「嫁が反対したからやめる」といった理由。
ちなみにこの記事を書こうかと思ったかというと、先日取引先の方から「買いたいから情報を回して欲しい」と言うお願いがありました。
その方には配偶者がいますし、属性的にも金融機関には配偶者の保証人加入を要望される可能性が高いので、事前に「奥さんは不動産購入に賛同してくれていますか?」と問いかけたところ「反対しているので今は難しいです。」とのこと。
その上で、物件情報が見つかったら説得するからということで私に相談してきていたわけです。
これが普通だと思っている方には、良い物件情報はこず割高な案件を売りつけるような熱心な営業マンに引っかかってしまいます。
それはなぜでしょうか。
割高な物件を売りつける業者は投資家から相手にされないので、興味が無い人や買う可能性が低い人に熱心にアピールするからです。
一方で良い物件情報やサービスを提供している不動産会社は、相談が多く多忙ですから「ふわふわ」した希望を聞いて振り回されることを嫌います。
相談は良いと思いますが「キャンセルする可能性はあるけど俺に振り回されてよ」とも取れますよね。
大きなお金が絡むので、奥さんの反対や怖くなってやめるなど、それも選択として反対するつもりはないのですが、今は不動産投資が加熱していて、良質な物件は「より固い条件の顧客」に流れていくのです。
今は物件も高騰しています。知人を通じて「信頼できるという評判」だけで、私のアドバイス通りに行動する方もいますが、しっかりご自身でも勉強されることをお勧めします。
こんな本を読んでもやる気が出るなら、チャレンジする価値はあると思いますね。
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