今回の取引は創業当初から懇意にしてくださっている方で、もう付き合いとしては9年くらいになります。
数億円くらいの資産はお持ちの方で、なぜか気に入ってくれているんですがもう5~10回くらい売ったり買ったりさせてもらってます。
そんな方の久しぶりの取引でした。
年齢は60代なかばくらいの方なんですが、一時期は買うのをやめていて最近ちょこちょこと買い出しているようです。
息子と娘がおり、自分が保証人になって子供たちの名義で借入と取得をしつつ相続対策していっています。ところが、息子がフリーターでちゃんと働かないのが気に食わないということですべて娘の名義でしています。
私は資産を気にするような家の産まれではないですけれど、家賃収入でひと世帯くらせるくらいの収入がある家でぐーたらするだけの毎日とはなんとも私には理解できずもったいないと思いますね。しかしながら、こういう考え方などはその人の環境になると変わってしまうのかもしれません。
ところで今回の取引は売主の税金の関係上、2019年にならないといけませんでした。ところが、売主と買主とが知人だったのもあって1年も前にお互いで売買する金額まで決めてしまっていて、その仲介を安価で引き受けたという話しになります。
なぜまとまった話をわざわざ仲介会社に依頼するのか
その人の知識だったりスタンスにもよりますが、売買や調査の知識がない場合や忙しい、あとで揉めるリスクを軽減したい場合には有効です。
今回であったリスクとは
- 太陽光発電がちゃんと引き継げるか
太陽光の売買仲介って報酬の法的上限がないので売買代金の20%の手数料が入ることがあり、これはそうとう高いんですが太陽光の移転、結構面倒です。
- 契約後の運営
今回の売主はもともと適当で、売るのが決まったら募集もほぼせず、幸い空室が出たのはわずかだったが、そのあたりの折り合い調整は必要です。
- イレギュラーなことに対しての対応
売買といっても実需?戸建て?区分所有?収益?土地?など幅広く、それぞれ押さえるべきポイントがあったりするため、そういったことを押さえてないと、あとでそんなはずではなかったと揉めることになるかもしれません。
例えば滞納者がいるとか、シロアリが出て被害が大きいとか、床が傾いているとか・・・聞かないと言わない人、結構多いので、買ったあとに判明しても揉めるのはストレスと労力になり、それが親しい仲だったとしたらなおさらです。
- 上記で双方が感情的になって揉めるリスク
今回もたくさんのクレームをオブラートにたくさん包んで先方にお伝えしました。たまにバカ正直に伝える人がいますが、まとまるものもまとまらないので本音と建前をちゃんと使い分けるということはこの仲介業務には必ず必要なところです。
このブログ記事は仲介に促すためのものではありませんが、喧嘩が当事者間ではまとまりにくいようにセミプロレベルでない限りは、第三者は絡めていたほうがいろんな意味でやりやすいことはあります。
つい最近もうちの会社で保有している土地を買いたいということで隣地の方から具体的に価格に関して話したいということで連絡がありましたが、感情が入る可能性があるので、あえて営業担当のインセンティブを支払う前提で仲介に入るように指示をだしたところです。
いずれにしても、築古の物件を25年返済などで組めるこの資産家というステータスは富を増やし続けるためにも皆さんには目指していただきたいですね。
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