登録者が増えているという収益物件.comに興味深い記事がありました。
このサイトや運営会社の実態はわからないので、サービスがどうとかは言及せず、この興味をもった記事について少し書きたいと思います。
『マイホームは負の資産である。』
これは、正しいときもありますが規模拡大するにおいてのプロパー融資の考えとしては正しくありません。
金融機関の考え方とは
大前提に、自分の家も買っていないのに不動産投資ってどうなの?と考えている金融機関は多いです。
考え方が古いということもありますが、金融機関の大半は地方銀行であり、顧客がその所在地にいるからこそ融資をしているケースというのはとても多いわけです。
国が絡んでいるとはいえ、住宅ローンの金利が安いのもリスクが低いからです。住宅ローンの返済が滞ると最終的には担保提供している家は任売なり競売で売ることになり、その家からは追い出されてしまいます。世間体含めてそれは困る、ということで家の返済だけは優先順位が高いためリスクが相対的に低くなるということです。
と、これからの時代は多少かわると思いますし、当社も一度買った家に執着しないでいいような不動産業界を作れたらいいな、とは思っていますが、これまでは現時点では家を買ったら一生そこに住み続けるだろうという考え方ができますよね。
ここであらためて、地場の金融機関が常に取引先を訪問できることを前提としている場合、家を買っている人の安心感はぐっと増すわけです。
これが金融機関としての一般的な考え方であり、マイホームが負の遺産である、という説明が嘘であるという理由です。
マイホームが負の遺産になる可能性がないわけではない
ところがマイホームが負の遺産になるかどうかは、数十年〜数百年の期間で考えると、想像しにくいですし、もしかしたら負の遺産になってしまう方もいるかもしれません。
それは人気の場所だったとしても高いときに買って、安いときに売ろうとしただけでも起こりうることですから、そういう考え方では今回のブログ記事は書いていませんが、このブログの読者さんはメリットもデメリットもたくさん書いてきていますので、そのあたりのことはもう言わずもがな、という状態ですよね。
マイホームの借入がマイナスになるといえば…
さて、マイホームの借金が不動産投資におけるマイナスになるといえば、実はあります。
そう、基本的に本人の信用力(年収など)だけを用いた住宅ローンに近い投資ローン商品です。
オリックス銀行であったりスルガ銀行であったり、福岡だと西日本シティ銀行などもやっていたりしますが、それらの商品です。
この商品はどういう時に使われるケースが多いのかですが、マンション投資です。
新築マンション投資は何が危険なのかを数字でみてみよう。
すべてがダメということもいえませんし、私も最初はファミリータイプの新築区分マンションからスタートした身です。
しかしながら、新築区分マンションに数字で優良なものはみたことありませんので、利用する場合でも中古物件の収支計算が合うものに限定しましょう。
話しは戻りますが、不動産投資を検討する人たちの身になるようなコラムだったり記事を書いていると思ったのですが、危険な方向に誘導するような内容でしたので、それを信じると「はじめる前から負けている」ということで今回書かせていただきした。
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