今日何かの流れで、いつも広告を打っている闘う弁護士の不動産投資に関する内容を少し見ました。
まあ、これはいわゆる一等地でビル建てて売り抜けて利益を積んでいこう、売れなくても最悪キャッシュフローがいくらか入るだろうというようなものでした。
収益系の不動産業界にいると、少なくともこういうことを行っている業者はしばしばいて、そういう一等地での開発をやっている不動産業者のスキーム・事業を個人単位でやりましょうといったスキームでした。
不動産業者の免許なしでそんなことをやっていいものか、といった考えもあるのですが、そのあたりは規模が大きい長期的な案件だと景気に弱くイレギュラーで摘んだり目論見通りにいかないことも想定されます。
どこまで責任を取れる、契約を履行できる取引先で実現するかによってはリスクは減るのですが、建設会社の倒産や施工不良、工期がスムーズにいくのかや、地盤の問題などもあります。
そういった資金力がないといまいち億劫になってしまう要素があるので、このあたりは不動産業界にいるからこそ不安になってしまう部分だったりします。
また、規模が大きいと資金サイクルが長くなるので、体力がないとその1棟の成否の行方がどうなるかわかるまで次の案件に取り組みにくいというのは、不動産業者だからこその感覚もあります。これは副業でやる投資家だと、少なくとも急がなくてもいいですからね。
ただし、こういった昔ながらの土地を見つけて売り抜くというゼロサムゲームでワンチャン狙うスタイルだと、景気次第なので利回り案件として長期的に保有した場合には、保有期間中のキャッシュフローも低くそれ以外の案件には投資もしにくい環境にもなってしまうので、やはり人によっては利回りが高く運用益をコツコツ目指す方がベター、という考えがあって然るべきです。
どの角度から見てもこういった議論というのはポジショントークでしかないし、僕は個人的には一等地の収益物件に憧れる(やはり立地は強いので)ところもあり、否定的ではないものの幅広く選択肢があるのがいいと考えて今の会社をやっています。
それはいいのですが、今回でやはり不思議なのはこういったスキームやこれ以外のことも業界の中では当たり前にあふれていることで、でもそれの伝え方次第では真新しいビジネススキームとして信じ込む人がいることです。
この話がどうとかではないのですが、幅広く選択肢を用意するよりも「この選択肢が最強なんだああ!」と突きつけた方が共感を呼ぶというジレンマですよね。わかっていることではあるので、やはり僕はプラットフォーム事業としての事業拡大を目指していきたいと思います。
お知らせ
会員になるとすべての記事が無料で読める! ○ブログ会員について
【オンラインサロン】 収益不動産業界の健全な発展と、投資家同士の交流を主な目的としています。月額1,000円で不動産情報の先行公開、融資情報も配信しています。興味のある方はコチラ↓。 SOSOGooインベスト研究所
【物件情報メルマガ】 物件情報配信をご希望の方はこちら
【帆足関連の各種サービス】 ○株式会社SOSOGooホールディングスホームページ ○ソソグー不動産投資情報WEB ○収益不動産専門のソソグー不動産 ○格安マンスリー運営・運営代行の『BORDERLESS』 ○コストパフォーマンス×デザインの工事なら『ソソグーワークス』 ○WEBで完結する清掃サービス『Fクラウド清掃管理』 ○間借りマッチングサービス『MAGARI ICHIBA』 ○飲食プラットフォームサービス『CURRRY MAFIA』