THE・レオパレス21の進化版ですね。
レオパレス21は長年やってきて、結局、建築業として建てさせたものをどうにかして活かすような流れからきている気すらしてしまいますが、このOYO(オヨ)に関しては、まあ、海外では割と当たり前にある賃貸モデルを便利にして日本に持ってきた感じですね。
このサービスのポイントは、IT化によって貸主・借主のどちらも手間が圧倒的に減るということにあり、それによって実現できることも増えるというような、そういうイメージです。やっていることの大半はレオパレス21や、私も今やっているマンスリーやウィークリーモデルと大差ありません。
レオパレス21なんかは資金力もあって、昔からマンスリー事業をやっているのに、今や建築問題のせいでマンスリー事業の顧客も離れている始末です。しばらく経てばまた風化していくのかもしれませんが、似たようなことをやっているのにまたもや外資が乗り込んできて無双していくのかと思うと、悲しくなりますよね。
OYO(オヨ)が実際にうまくいくかどうかは、知名度次第でお客さんはそれなりに出てくると思うんですが、そこまで爆発的に普及するかどうかはなんともわからないと思います。というのも需要が、外国人や企業など、結局今までと同じ短期的な需要になる(既存のマンスリー需要程度)のではないかと個人的には思っています。
いかんせん通常の賃料よりも高く借りることになってしまうので、初期費用が安くなるとはいえ、今は初期費用が安い物件もたくさんあるし、毎月の賃料を割高に払える日本人はそこまで多くないはずなので、長期的に借りる前提の人はこのサービスを利用するメリットは基本的にないだろうと、そういう考えです。
ただし、いい部屋に住みたいけど初期費用がない人たちは、こういうサービスを利用する可能性は大いにあるので、そういったニーズと大家は競合していく可能性が大いにあり、それが数字に現れるのは、大家が初期費用する(でもOYOほど高くするとOYOにはサービスで負ける)ということです。
このような費用面での勝負をしている限りは、大きいところに勝ち目はないので高立地のマンションやアパートを経営するオーナーにとっては、何かしら便利という言葉だけではくくれないような付加価値の提供やコンセプトアパートが求められることになると思います。
郊外型はビレッジハウスが信じられないレベル(低い)の賃料で貸すなど、不動産は金額が大きいので一社に振り回されるようなことがない点は魅力でしたが、大資本家に翻弄される可能性もでてきています。
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