金融機関借入で固定金利の怖さ






住宅ローンではよく変動か固定か、と言ったようなことがあるのですが、僕は基本的に変動金利派です。

絶対に売らない人であれば固定なのですが、僕の人生的が変動みたいなものなので変動一択というなんともモヤッとした理由もあります。

それはさておき、収益物件では金融機関から長期保有(投資家が不動産を所有するときには一般的にこれ)では、固定金利タイプを推奨されることが多いです。

これは、住宅ローンでは終の家の感覚で買い、短期売却をする人がいないし融資もシンプルなのですが、収益不動産の場合は、融資は複雑なプロパー融資であったり、儲かるなら短期で売却する前提でいる人も少なくないわけですが、金融機関は融資した後にすぐ売られると困るところがほとんどです。

融資実行時にかかる手数料といってもほとんどの銀行では数万円くらいであとは金利だけですから、金利収入が長期で続く前提でのストックビジネスの前提が崩れちゃうからなんですよね。

信用組合なんかは変動がほとんどで短期売却では違約金を設定するなどでヘッジしていたり、収益用不動産になれているところは、融資実行手数料で融資額の1~2%程度かかったりします。

これは僕は大いにありだと思っていて、融資が出て長期的に運用していけるならば運用益でペイできることでそう。

ところで、僕は再生事業なんかをやっているわけですが、再生には1年以上の期間がかかることもありますから長期融資を受けたい系の不動産会社なのですが、どうにも最近そういった手数料を取らない金融機関に警戒されている気がします。

そう、「固定での融資ならしてやろうではないか」というスタンスです。

5年以上の固定金利なんかになると、1億円を金利2%で借りて即売却し、違約金がそのまま単純に期間に応じて発生する内容だと、1億円×2%×5=1000万円となります。

エグっ!

融資実行手数料で1%(上記ケースに置き換えると100万円)のほうがどんなに可愛いものかお分かりでしょうか。

不動産にかかわらず売れるまでまで1〜2年以上かかる商品を主力にするというのは大変なんですよね。

お知らせ

会員になるとすべての記事が無料で読める!
ブログ会員について

【オンラインサロン】
収益不動産業界の健全な発展と、投資家同士の交流を主な目的としています。月額1,000円で不動産情報の先行公開、融資情報も配信しています。興味のある方はコチラ↓。
SOSOGooインベスト研究所

【物件情報メルマガ】
物件情報配信をご希望の方はこちら

【帆足関連の各種サービス】
株式会社SOSOGooホールディングスホームページ
ソソグー不動産投資情報WEB
収益不動産専門のソソグー不動産
格安マンスリー運営・運営代行の『BORDERLESS』
コストパフォーマンス×デザインの工事なら『ソソグーワークス』
WEBで完結する清掃サービス『Fクラウド清掃管理』
間借りマッチングサービス『MAGARI ICHIBA』
飲食プラットフォームサービス『CURRRY MAFIA』

【求人】
事業方針に共感していただけるメンバー募集中!





ABOUTこの記事をかいた人

・ 100人以上のメガ大家、脱サラ大家、サラリーマン大家になる要望を達成
・ 購入から売却を経て利益につながった当社サポート投資家は100%
・投資家の売買リピート率 75.4%※紹介含む
・新築から築40年超えの投資案件まで幅広く提案する不動産投資プラットフォームサービスを提供

不動産投資家を目指す方は最低でもタグ〈不動産投資の心得〉をお読みください。
2021年、突発性難聴を患い耳鳴りと共存。※同じ境遇の方、相談承ります
>プロフィール『帆足太一のルーツ』
>メディア等掲載実績