完全予約制の3500円コースのみの「カレーのアキンボ」に行ってきました。

予約コースのみ、それもカレーベースの食事のお店です。

人手が足りないのもあるので、新しい間借りカレー事業の参考にもしようとおもい福岡市から1時間少しかかりますがいってきました。

佐賀の大和町にあります。
メニューは3500円のコースのみ。

一体どんな美味しいカレーが食べられるのかと期待たっぷり。

福岡市中心街から早良区〜三瀬トンネルを抜け、どんぐり村を通り山道ドライブ！ちょうど台風前で天気が良く、ドライブ日和だったのもありますが、行き道のちらほらに彼岸花が咲いていたりと、意外とあっさりいけます。

アキンボさんは1日3回制で、
①11:30～
②13:30～
③19:00～
この時間のみ、そして完全予約制！

予約はFacebookやメールからできます。
私もFacebookのメッセンジャーから予約しました。

また、苦手な食材やアレルギーがあるものは避けてくれるようです。

古民家を改装したカレー屋さんで風情があって良いですよね〜。
福岡市内では賃料の高さもあって実現するのがむずかしいお店の形態です。

「看板がないので迷わないで来てください」と店主さんからコメントをもらっていましたが、グーグルマップのとおりにいけば何の問題もありません。

店主さんが出迎えてくれて中へ入るとなんとまあ素敵空間。

靴を脱いでスリッパで上がります。

平日だったのもあって、実際貸切でした。贅沢。

お水は温かいものをくれます。

私はあまり冷たい水は飲まない派なのでありがたいですが、冷たいのも希望すればでてきます。

最初に店主さんからコースの説明があり、前菜一品、カレーが3皿、デザート、コーヒーがでるようです。

コース料理の中身

一品目はこちら

揚げ里芋のチーズがけ

スパイスを香りづけした里芋を揚げ、上からチーズ、玉ねぎをかけたもの。
ほのかにスパイスが香る揚げ里芋のねっとりとした食感とマリネされた玉ねぎ、美味しいチーズの組み合わせ。
ひとつひとつに丁寧さを感じられる。美味いです。

鰆のカレー

肉厚の鰆にスープカレーのようなスタイルでさらっと食べられる和なカレー。
米は黒米を少し硬めに炊いているようでしっかりもちもち。
鰆は臭みが全くなく素材の味がしっかり味わえる。
ついお茶漬けのような感覚でさらっと流しこんじゃうやつ。
二口くらいにわけて食べたいところですが、私はひとくちで味わいました。

チキンのカレー

チキンカレーのルゥに最初からお米を混ぜていて、リゾットのような感じに。
このカレーが一番スパイスを感じたかも。
トマトベースで鳥の旨味がしっかり。パクチーと合う。

次はラストで、お腹具合をみてご飯の量を変えられるとのこと。ここは通常通りでお願いしました。

豆カレーと野菜のカレー

豆はイエロームングだったかな？
野菜はトマト、ナス、アスパラ、大根、胡瓜、オクラが入っていました。
野菜の火入れ加減が絶妙なのと、素材にこだわりが感じられました。
カレーだけど、とっても優しい。体にも優しそう。

コーヒーとデザート

手作りプリンとそれに合うコーヒー。
プリンが濃いめなのでコーヒーと一緒に味わうように勧められました。
初めて食べるプリンの味！ソースは味噌や甘酒を使っているようです。濃厚だけどコーヒーも美味しいのでペロッと食べれちゃいます。
コーヒーも豆から挽いているみたいです。私好みの重たく濃い感じで美味かったなあ。

アキンボの総合的な感想

料理が出始めて食べ終わるまで1時間ちょっと。贅沢な空間で美味しいカレーコースが食べられました。
器やカトラリーにもこだわりがあるようで、どれも素敵でした。
福岡で食べているゴリゴリのスパイスカレーを想像していましたが、それとは全然違いました。
個人的に受けたイメージは素材の味を生かした、和を感じるやさしい創作スパイスカレーです。

きっと女性の方がウケがいいかも？

味は薄味でとっても自然な味わいです。

和食と印食のコラボレーションという印象で、カレーとはいえどほぼ和食中心とも思える内容でした。

素敵空間＋周りの自然がいっぱいでお洒落な古民家カフェで贅沢カレーランチをしよう！というコンセプトで行く方におすすめです。

非日常空間を味わえます。記念日やお祝いなどにもいいかも。